長野における異常暖冬と開花予想

開花予想グラフの補足検討

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2007年2月23日  桜前線研究所

今年は異常な暖冬である。このため、当研究所が作成した長野のグラフ(注:後述の先輩が見たのは、これをクリックして出てくるグラフではなく、1990年のデータがまだ入っていない2月21日時点のグラフ。下のグラフで1990年の線がないグラフと思ってください)からは一体何時咲くと判断できない、これでは花見の計画が立たないではないかというご指摘が長野の先輩からあった。確かに、長野のみならず多くの都市でも同じことが言えそうである。調べてみると1990年がかなりの暖冬の年であったので、この年の積算平均気温を書き入れたグラフを作成してみた。それが下のグラフである。こうすると確かに予想がしやすくなる。長期間のグラフにすると線が込入って分らなくなるからと1996年以降のデータからグラフを書いていたが、やはり異常年のデータは参考になるので入れておいた方がよい。最晩年(1984年)と最速年(2002年)が入っておればよいと考えていたが、それだけでない”暖冬”という異常年があることに気づかされた)。ただ、1990年が今年と類似年であるということは、今年はまだ2月の途中段階であり、まだいえないわけであるが、この1990年があると今年の積算気温の行方がわかってきたような気になる。持つべきは良き先輩である・・・。

この図を見ると、何だか開花予想日の見当がつけられそうである。しかし、このグラフが面白いのは開花ラインをオーバーランしていることである。これが回帰誤差だといってしまえばそれまでであるが、次のようなグラフを作成してみた。考察はグラフの中で行った。これでいいのか、どうか。取り急ぎ、このグラフをアップしておいて、考えてみることとする。

 昨夜、アップし、一晩眠って考えたら、次のグラフを既にアップしていることを思い出した(トップページ。電子折込チラシの中「2月の累年気温」参照)。このグラフは1990年の2月は大変な高温であったことをはっきりと示している。そこで、労を惜しまず、1990年の2月1日から開花日までの積算平均気温のグラフをこれまでのグラフに書き込んでみればよい。それが何よりも分りやすくする方法である。ちなみに、今現在(2月24日、午前8時30分)、新潟東京(46年間)には1990年が入っており、この両年の2007年のグラフをみると、トップを走っているものの、”独走、一人旅”はしていない。従って、何時頃咲くか分るグラフになっている。早速、今日から作業に入ることにしよう。