
東京(靖国神社)にある標本木の開花状況について
3月17日土曜日、靖国神社にある桜の標本木で開花しかかっている桜の花を観察に行ってきました。標本木は非公開なのですが、行ってみると前日の16日、NHKテレビで紹介されているだけあって、「これがテレビに映ってた標本木よ」と言い合いながら写真を撮っているいる人達がたくさんいたのですぐわかりました。写真の右側に3輪咲いていますが、これがその桜の花です。気象庁の定義では5〜6輪咲いた時が開花とされているので、まだ開花したとはいえません。
それでは何時頃開花といえる状態になるのでしょうか。写真の左上に既に小花柄が伸びてきているつぼみが4輪程写っています。これが間もなく、多分、19日月曜日頃に咲くのではないかと思っています。ワクワクドキドキしています。開花予想グラフ上でもちょうその頃開花ライン(”桜前線”)に2月1日から追い続けてきた積算平均気温が達する見込みだからです。
今までは桜を花見で「鑑賞」したことはあっても「観察」したことはなかったので、自信があるわけではありませんが、この桜の周りに集まっていた専門家らしき人などの話や三重県立博物館の写真を見た上での判断です。
そのとおりにならなかったら、気象条件で遅くなったり早くなったりするから予測するのはむつかしいものだそうだと思ってください。
2007年3月21日 桜前線研究所
2007年 3月17日 午前11時頃撮影
このつぼみもうすぐ咲きそうです
ここに4輪あって3輪が咲いています

3月19日、月曜日。 今日もまだ開花していないとテレビは言っていましたが、やはり気になって今日も靖国神社の標本木の観察に行って写真を撮ってきました。結果は、右下の4輪の内、3輪が開花し、1輪は半分開花しており、開ききってはいませんでした。横から見ると大きなつぼみで、下から見るとおしべが見えるという状況でした。これを3.5輪咲きというのでしょうか。今日も専門家らしき人はそういっていました。その他のつぼみも一昨日に比べると、膨らんできており、中央には5番目、左上には6番目に開花するであろうつぼみも育ってきていました。
こういう状況の中で、「開花宣言」はいつか。専門家らしき人は、気温に左右されるし、「春分の日」以降、暖かくなればといわれていましたが、4輪目は明日開花しきるとしても5輪目が明日咲くというのはちょっと難しそうな状況でした。”有視界予測”も難しいものだとつくづく感じました。”期待感”も入ってしまいそうでした。
ここに4輪あり、3.5輪咲き状態である。。
↑ ここに5輪目となるであろうつぼみがある。
←6輪目となるであろうつぼみがここにある。
3月17日の状況
3月19日の状況



ここの3枚は、それぞれのつぼみ、開花の状況を下から撮影したものです。ちょっと写りがよくありませんが。
(2007年3月19日午後3時30分頃撮影)

3月21日の状況
3月21日の春分の日、開花宣言のあった翌日にまた靖国神社の境内にある標本木の観察に行ってきました。昨日の段階は6輪咲いて、開花宣言がなされたのですが、今日はもう9輪咲いて、周りのつぼみも一層大きくなっていました。暖かくなってきたので、最初の三輪がもう咲いても大丈夫と周辺のつぼみ達に合図をおくり、それに呼応して次々に咲いていくようです。今日の写真(下)には左側にたくさんのつぼみ達が待っているのが写っています。
ちょっと文学的、いやいや本来の生物学的?な話になってきましたが、今年初めて体験した観察写真ををよく見つめ直して、観察眼を養っていきたいと決意しています。しかし、靖国神社は当研究所からだと少し遠いので、観察眼は近くの桜を「標本木」にして養っていきたいと思います。
←8〜9輪目の桜
←7輪目の桜

2007年3月21日午後3時頃撮影